ナバホのアンティークジュエリー、1920年代~40年代前半ごろまでのフレッド・ハービースタイルの作品です。
完成度が高く、インゴットから作られている作品のため、厚みに対して重量感があり、丁寧に成形されたシルバーはかなりのパウンディングを感じさせる、硬くなめらかな肌になっています。
そのため、肌に吸い付くようなフィット感の作品です。
センターはとてもシンプルなスタンプワークのデザインで、サイドにはアロー、ターミナルにサンダーバードのスタンプとコンチョのリポウズが施されています。 比較的裏側にポイントを置いているような印象です。
上下のエッジはスプリットになっている凝った造形。
コンディションは、大変良好ですが、センター裏面に少し溶接跡があり、おそらくリペアの跡と思われます。 ただし、大変きれいにリペアされておりますので、違和感などは全くありません。