大変古い【NAVAJO】ナバホの作品で1910年代~30年代頃前半までに作られた物と思われINGOT製法、ゲージ(シルバー板)ではなく銀塊から作られた作品です。
非常に洗練された造形です。スプリットシャンクにスタンプが施され、当時革新的だったであろうと想像できます。
後年ではよく見かけるスプリットによるデザインですが、こちらは非常に古く自由に試行錯誤されていた時代の物です。
INGOT製法によるシルバーは厚みがあり、細めく繊細な印象ながら重量感のある作品です。
当時は、このような重厚な作品は重く扱いにくいと倦厭されたために売れず、現存数の少なさの要因となっています。
コンディションはターコイズにキズがあり、アンティーク感のある質感となっていますが、良好だと思います。