【ZUNI】ズニの作品と思われるクロスモチーフトップで、インレイされたターコイズがセンターにセットされたピース。ビンテージインディアンジュエリーらしい質感で、使いやすいサイズ感のクロストップビンテージネックレスです。
1960年代~1970年代頃の作品と推測され、キャストで成形されたトライアングルワイヤーをベースとしたクロスに細いツイステッドワイヤーを組み合わせることで奥行きのあるクロスが構成されています。さらに、セットされたターコイズは、【Frank Dishta】フランク・ディシュタ(1902-1954)により生み出されたターコイズインレイによりベゼルと一体化したターコイズを配するスタイルを想起させるディテールになっています。
バチカンはフックタイプですので、チェーンやレザーレース、ビーズネックレスへの交換が容易に行えます。また、付属のシルバーチェーンは新しいものですが、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。
セットターコイズは、鉱山は不明ながら透明感のある美しい石がセットされています。小さな石ですが美しい輝きのあるターコイズで、このようなクオリティーのターコイズがズニの作品で用いられるのは、1970年代後半頃までで、その後の作品ではほとんど見られなくなってしまいます。
クロスモチーフはキリスト教の普及と同時に、インディアンジュエリー創生期からみられるもので、ズニの巨匠【Horace Iule】ホレス・イウレ(1901-1978)等のクロスモチーフで有名になった作家も存在しました。 そのため、クロス自体は珍しくはありませんが、こちらのように秀逸な仕上がりの作品は希少だと思われます。
程よいサイズ感やオーセンティックでビンテージインディアンジュエリー特有の味わい深い表情は多くのスタイリングに馴染みやすく、性別を問わず使いやすいネックレスです。
着用画像はこちら↓
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コンディションはシルバーに多少のクスミ等が見られますがダメージは無く良い状態です。